派遣社員からCMでも有名な企業の正社員へ
H様 30代 女性
化粧品メーカー派遣社員→外資系企業正社員
自分のキャリアプランを描ける喜び。自分の殻に閉じこもっていたものを、コンサルティングの中で引き出してくださったことは、決して自分一人では出来なかった事だと思います。
インタビューはご本人の同意を得て掲載しております。プライバシー保護・会社の特定を避ける為、お名前・お写真・一部業種や職種などの表現を変えている場所がございます。
転職成功おめでとうございます!今の気持ちは?
新しい道へ挑戦する事への期待感・ワクワク感でいっぱいです。
現職の業務内容・働く仲間が好きでしたので続けたい気持ちがある一方、次に進まねばとの気持ちがあり自分の中で葛藤していた時期もございました。 新しい職場では未経験地での挑戦となりますので、苦労する事も沢山あると思います。失敗を学びに変えて今まで以上に精進し、スキルアップしていく所存です。
転職をしようと思った理由やご事情を教えて頂けますか?
スキルアップをしたいと考えていた事と法改正による派遣3年期日の抵触日を12月末に控えていた事をきっかけに転職を検討し始めました。
化粧品会社にて受発注・貿易事務を担当する派遣社員として従事しておりました。派遣という立場ながら価格などを含む受発注品情報の管理を任されておりました。長きに渡り従事しておりましたので、他部署の方々との連携も取れており、とてもやりがいを感じておりました。
一方で派遣社員の為、どんなに業務量をこなしても成果をあげても評価される基準や昇進がなく、年齢を重ねるにつれ今後の方向性について悩む事もありました。 キャリアアップするために前進すべく転職を開始致しました。
転職してよかったと思う事は?
自分のキャリアプランを描けるようになった事です。
これまで出向の契約社員や派遣社員としての経験が長く、業務で携わっている方が直接的に私を評価する事が少ない環境でした。
部内や他部署の方々から業務内容や姿勢に対して「感謝」していただける事は大変嬉しく励みになっておりましたが、このままその状況を続ける事にも不安がありました。
面接で、「今後マネージャーとしてチームを纏める存在になりたい」と自分のキャリアプランを伝えたところ、「その方向で頑張れるようプラン建てをしましょう」とお言葉を頂きました。
長いスパンでも目標を決め、さらに日々の目標を細分化することで、仕事への意欲も更に増して行くことと考えております。 もう少し若い時に考えるべきだったと反省していますが、これまでの経験を活かせる今だからこそ挑戦できる事と信じ、精進してまいる所存です。
転職活動中、一番苦労した事はどんな事ですか?
「転職してよかったと思うこと」と同様に、キャリアプランを構成する事です。
これまでキャリアプランを漠然としか捉えておらず、自分の事なのに自分がどの様になりたいのか具体的なイメージが湧きませんでした。
履歴書や経歴書の書き方も学ぶ必要はありますが、説得力のある言葉を伝え、綴るには自らの棚卸しが必須だと教えて頂きました。活かせるスキル、経験、そして描くキャリアプラン。
私は、化粧品業界での経験が長いため、必然的に求人検索ワードは「事務 化粧品」と入力し、求人サイトを眺める日々が続きました。しかし、実際には「この仕事がしたい!」と心惹かれる業務内容に出会えませんでした。
「本当に化粧品業界の仕事がしたいのか」と思い、「どんなキャリアを積みたいか」と考え変え、検索ワードも「事務 カスタマーサービス」「事務 秘書」等に変更したことで、幅広い視野で求人を見ることが出来、今のお仕事に出会えたと思います。 これまでの経験値を把握するとともに、その経験・スキルを活かしてどの様になりたいのかを考える事は大変でしたが、それがあったからこそ次へのステップが踏み出せたと思います。
転職の家庭教師を利用して、一番良かった事は何ですか?
上記質問同様、キャリアプランを描ける様になったことです。
自分の殻に閉じこもっていたものを、コンサルティングの中で引き出してくださったことは、決して自分一人では出来なかった事だと思います。
「いつか、いつか」は来ない。コンサルティングを通し、半ば強制的に自分の中で考える機会を作れたことで、良い刺激となり転職活動を頑張れたと思います。
他にも利用して良かった事があれば教えてください。
下記2点がございます。
1点目は、履歴書・経歴書の添削をして頂いた事です。
簡潔に記載する経験値がない様に見え、また細かく書きすぎると読む気になれないほど埋め尽くされてしまっていました。自分の経験や強みを的確に伝えられる様、添削をしてくださった事で履歴書の通りも良くなったと思います。
また、履歴書や経歴書を何度も見直し作り直すことで、自分の考えが整理され面接官の質問に的確に回答出来たと思います。
2点目は、タイムキーパーになって頂けた事です。日々の仕事に追われ、あっという間に時が過ぎてします。コンサルティングという締切日がある事で、モチベーションを保つことが出来、転職活動を続けられたと思います。
丸井に一言お願いします!
優しく力強く方向性を導き出してくださった事に感謝しています。
私は自分のキャリアに自信が持てなかった為、不安げに話す事も多々あったかと存じます。 しっかりと耳を傾け、ひとつひとつ丁寧に絡まった紐を解くように導いてくださったおかげで、新しい道に挑戦する機会が得られました。とても感謝しております。
転職活動中の方やこれから転職活動をしようとしている方に、アドバイスをお願いします!
新しい挑戦にはとても勇気がいりますが、一歩踏み出すことで今後の人生における自信にもつながると思います。
自分の枠にとらわれず、幅広い視点で求人を探すと思いがけない出会いもあります。
心惹かれる求人に出会えたとき、なぜ自分はこの求人に惹かれたのかを細分化していくことで、自分の気持ちを確かめ自己PRや志望理由が決まって行きます。 面接に関しては、ともて緊張しますが「自分を評価されるもの」と思うより「働く環境のミスマッチを防ぐもの」と捉え、素直に経験や気持ちを伝える事が大切だと感じました。自分が思い描くキャリアプランがここで成し遂げられるのか、その機会があるのかを自身で判断する気持ちを持って取り組むことが大切だと思います。
インタビューからも伝わってきますが、H様のご状況として、派遣社員としての限界がありました。法改正の時から懸念していましたが、派遣社員の最大3年勤務。本来は正社員や期間の定め無しの雇用を推進するための改正ですが、実際は本人も働きたい、企業としても重宝している場合でも離れないといけないというのが現実です。また、派遣という働き方が合っている方は良いのですが、時代の流れや正社員になれないから派遣や非正規で働いてきたという場合、この方のように「将来キャリアが描けない」という葛藤があります。どんなにがんばっても、スキルを上げてもまわりから感謝はされても、給与に反映されたり、出世したり、より大きな仕事をまかされるわけではありません。自分のキャリアを描いても無駄、それを繰り返しているうちに描けなくなっていました。
正社員への転職を目指すにあたり、キャリアビジョンは面接で当然問われます。面接対策以前に自分自身がどうなりたいかを描けないと良い転職にはなりません。職務経歴書の作成と並行して自己分析を徹底的に粉いました。また、インタビューにもあるように、求人の探し方に対して視野を広げ幅が広がった事が、今回の企業との出会いに繋がりました。企業名はここで出せませんが「え、この企業中途で正社員で入れるの?あの会社のサービスの仕組ってどうなっているの?」って丸井が興味深々で聞いてしまうような、そんな有名企業です(笑)
今まで自分自身のキャリアを描く事をおさえ、評価される事をあきらめていた分、存分に活躍をして頂きたいと心から願います。
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