独立前最後の会社の退職理由は「異動先のトイレの流れが悪かったから」~人が会社を辞めたくなる時~

こんにちは。転職の家庭教師キャリアコンサルタントの丸井沙紀です。

「丸井さんは最後の会社を辞めた理由ってなんですか?」という質問を転職の家庭教師としてキャリア相談をしていると相談者から頂く事があります。その時はいつもこんな風に答えます。

「異動先のトイレの流れが悪かったから(笑)」

え??どういうことですか??

皆さん笑いとともにハテナになります(笑)

でも、ふざけているわけではなく、本当の理由なんです。正しく言うと、トイレ「も」辞めた理由の一つであり、きっかけでしょうか。

当初、なぜ相談者から私の退職理由を聞かれることが多いのかわかりませんでした。 なぜなら、キャリアコンサルタントは、相談者の気持ちや状況をしっかり聴く事が最重要であるため、私の自分語りなどで貴重なコンサル時間を費やしては申し訳ないとも思っていました。

でもこんなに何度も多くの方に聞かれるということはみんな知りたいのかもしれない。

よく考えてみると、自分が会社を辞めようかどうしようか悩んだ時に、一人で悶々と悩みこんでしまいますよね。時には「甘えじゃないか」「逃げじゃないか」「今じゃないんじゃないか」「後悔しないだろうか」そんな風に悩んだ時にきっと「他の人はどうしているんだろう?どんな時に辞める決断をするのだろう?」と参考までに聞いてみたくなるのではないかと気づきました。


私は仕事柄、日々、多くの方の退職理由やお気持ちを聞いていますが、一般の方はあまり聞く機会や知る機会はないのではないでしょうか。身近に会社を辞めた人がいても、本音の理由や悩んだ経過をずけずけとは聞けないものですよね。

私の例で参考になるならお話しましょう。転職の家庭教師のお客様の貴重なコンサル時間を私の話で終わらせてしまったら申し訳ないので「ここを読んで」と伝えればいいように、この記事を書く事にしました。

結構事情を赤裸々に、おもしろおかしく書いていますので、重く考えず、クスっと笑いながら読んでいただければ幸いです。

最後の会社でやっていたこと

私は2016年に独立してキャリアコンサルタントのフリーランスとして仕事をしています。

独立以前は、13年間会社員として、転職を目指す方が通うキャリアスクールで営業兼キャリアカウンセラーと校舎運営をしていました。

最後の会社は、某大手教育業界の創業者である有名な方が社長を務めるIT系キャリアスクールで、校舎長として3つスクールの運営をしながら、営業や社内研修、採用活動も行い、お客様のキャリアカウンセリング…と多岐に渡って担当していました。

社内の雰囲気もよく、業務は多岐にわたって大変でしたが、エリアマネージャーであり校舎長という重積ある役職にも、部下や仲間のキャリアを応援できる社内研修も、お客様のお役に立てる営業やキャリアカウンセリング(と当時は呼ばれていました)にもやりがいを感じていたのです。

なのに、なぜ「トイレの流れが悪くて」退職を決めたのでしょうか。

辞めた最後のきっかけは本当にトイレ問題ですが、そこに至るまでには色々な事がありました。

不穏になってくる会社の状況

私が入社して5~6年目位の事でした。経費の切りつめがどんどん厳しくなり、給与の遅配が始まりました。校舎も徐々に閉校していく動きとなりました。

(元の会社の役員から「もう会社はなくなったから好き勝手言っていいよ」と言われてはいますが(笑)、ここは言える範囲でのご説明にさせてとどめさせていただきます)

給与の遅配は私はまだ数日程度でしたが、私より上の役職の方は1か月以上遅れることもあり「やっと振り込まれた!」「振り込まれた給与がもはや何月分かわからなくなってきたー」といった会話が日常茶飯事となりました。
この時点で普通の会社であれば大変な状況なのですが、仲良しの上司や仲間で笑い飛ばしていました(笑)

更にはスクールがあるテナントの家賃も滞納していたようで、経理ではなくあえて校舎にかかってくる電話。最初に電話に出たアルバイトさんに「家賃滞納の件で」と言ってくるため、フォローをする私。(滞納への嫌がらせでしょうね)

ご入学頂いた生徒さん用のテキストを発注しても届かないまたは発注が受け入れられない。(営業でもあり、生徒さん大好きな私はこれがしんどかったです)

そしてどんどんと校舎を閉校する話が持ち上がり、ついには自分のエリア内の校舎も1校閉校に。営業として一生懸命お申込みまでもっていき、入学後はしっかりサポートをしようと思っていたのに、閉校と解約の話を同時に進めていくという状況。

こうなってくると自分もまわりも、どの校舎もいやーな雰囲気が漂ってきて、売れるものも売れなくなるから余計に下がる売上。売上が下がると当然家賃滞納や給与遅配、テキストや備品購入も渋くなるという負のループ。

給与が出てないのに売上を上げなければならない

一番つらいのは給与の遅配です。私はまだ数日の遅れでの振込、そして独り身で、多少蓄えもあった為、自分自身の資金繰りに困ることはありませんでした。
しかし同僚や部下の中には、妻子がいて一家を支える大黒柱の男性、休日出勤までしてがんばっている男性の部下が「いやー妻からいつになったら給与の振り込まれるの?って毎日言われてしまって・・」という愚痴を言う。独身一人暮らしで貯蓄がない女性はキャッシングをして家賃を払っている。お子様の大学入学が決まった方が、入学金が払えず親戚にお金を借りに頭を下げてまわっているという話も入ってきました。

そんな状態で「がんばりましょう!」「売上を上げましょう!」「生徒さんのためにがんばりましょう!」と管理職の立場で言ってまわるのも限界があります。教育業界はやりがい詐取が多い部分はありますが、ボランティアではありません。皆、毎日の生活があるんです。給与が振り込まれないということは、通勤の定期も自腹です。そんな状態なので毎月退職者がどんどん出てくる。並行して校舎もどんどん閉校しているので、人と業務量のバランスはまあなんとかちょうどいい。(状況と雰囲気は最悪です)

改善のきざしは望めない未来の展望

なんでそんな事になったのか・・、赤字であることはありますが、社長が体調を崩されてから決裁が滞るとともに、資金繰りがうまくまわらなくなってしまったことも一因だと思います。ただ、会社の母体や社長資産などを考えると、倒産して未払いのままとんずらということはおそらくないという安心感が唯一の救いでした。

それでもずっとこのままでは・・・募る不安と自分のキャリア

体調が悪く気持ちも落ちてしまった社長は、私の親と同世代。
後継者がいるわけではなく、母体企業や他の会社に売りに出すこともなさそうでした。
そう考えると、とたんに不安になりました。社長は親世代の年齢だし、働かなくても生活できる潤沢な資産を沢山持っている。

しかし、私はまだ30代。あと20年~30年働き生活をしていかなければいけない。この会社に定年までいることは不可能だし、この調子なら倒産か解散も時間の問題ではないだとろうか・・・。

なんとなく考えて動いていた独立や転職

私は当時キャリア系の資格を取得したこともあり、漠然とフリーランスのキャリアカウンセラーに憧れていました。今より数はすくないものの、当時からキラキラした綺麗な女性がブログをやったり本を出したりしていたので勝手に憧れていました(チャラい)。「痩せたらあんな風に独立しようかな」なんてふざけて言っていたこともあります。人に話すと「そんなキャリアカウンセラーごまんといるよ」と言われたり「痩せたら独立なんていつになるやら・・」なんて言われていました(^^;)

会社がこんな状況になってきたので、求人を見たり、自分が本当にやりたいことは何だろうと考えたり、転職エージェントに登録にいったり1,2件面接も受けたりしていましたが、これといった結果にはならず、転職に気持ちが振り切ることもありませんでした。

組織改定と人事異動と収入ダウンの辞令

そんな矢先、会社から組織を大幅にかえるという話がありました。これは以前から数年に1度はあったことで私自身も数年前にそれで、今のエリアマネージャーという立場に担がれたのです。そして異動にともなった内容を聞くと、役職ダウン、収入ダウン、勤務地変更でした。
理由は売上が上がっていないから。いやいや、こんな状態で上げろって方が無理では?それを私のせいにして収入ダウンとはなにごと?(おそらく他の社員も含め全体の給与を減らすのが目的ではないかいうのも垣間見える)
異動先は「栄転だ」という人もいたけれでも、色々な理由で私は行きたくないなと思う場所でした。

とはいえ、転職先が決まっているわけでも、独立の準備ができているわけでもありません。30代後半で、いきなりやめて無職。しかも今は役職があり営業職であるからこその年収なので、他の会社に転職をしていちキャリアカウンセラーとして働いたら、今回の組織改定でダウンする年収以下になることは目に見えていました

異動はもう翌月のことなので、とりあえず異動してやってみて考える、仕事をしながら次のことを考えたり転職活動をすることがかしこい方法であることは頭ではわかっていました。
今、転職の家庭教師の相談者が当時の私と同じ状況であれば、私はキャリアコンサルタントとして「仕事を継続しながらの転職活動なり起業準備を沿た方がいい」と言うと思います。

しかし、新しい環境であればしばらくは忙しくなるから転職活動どころじゃない。そして何より役職と年収が下がった状態の職務経歴で、転職先を探すことになる。転職するときには前年の年収が交渉材料になることはわかっていました。

異動先にいってみたらトイレの流れが悪かった

そんなことを毎日モヤモヤ悩みながらも異動準備を進めていた時のことです。本社で打ち合わせをしていた時に通りかかった先輩が「丸井さん〇〇に異動なんだよね?本社から近いし、帰りに校舎見に行ってきたら?」と声をかけてくれました。
そうだ、実際に校舎にいってみよう。何度かヘルプなどで言ったことはあるから雰囲気はわかっていたけど、今いるアルバイトさんや校舎の雰囲気はわからない。ヘルプではなく、自身がここの校舎長になるという視点で見てみよう。

丸井
丸井

実際に行ってみたら「ここで頑張ろう」と思えるかもしれない!またはその逆かもしれない!

実際校舎にいってみて、雰囲気を見る。受付などのアルバイトさんとも挨拶。うーん、特にモチベーションが上がるわけでもない。

トイレを借りることにした。
トイレは受付のすぐ前、生徒さんが休憩するスペースも隣接している。


音が響きそうだが、特に音消しのためのメロディが流れる機械もない為、音消し水を流して利用した。
そして、再度流そうとしたところ、水が流れないのだ。
タンクに水がたまる音だけがずーっと流れている。

丸井
丸井

え??こんなに時間かかるの?「トイレ長いな」と思われたら嫌だなあ・・・



と思いながら適度なタイミングで出て受付の方に聞いたところ

受付の人
受付の人

「あ、ここ、1度流したら次に流れる水がたまるまで20分位かかるんですよ。だから音消し水は使わない方がいいです」



と当然のように言われた。


ブツっと・・・色々な糸が切れた気がした。

トイレの流す取手を持ちながら、ひたすら流れない便器を眺めながら、心がずーんと落ちていくような心境であった。


20分?しかも女性の個室は1つしかない。

音消し水を流さなかったとしても、前に誰かが使っていたら、その後20分は使えないではないか!忙しい業務の合間に使いたいときにどうするの?

ああ。。なんかもういいや・・・。

私、辞めます!

そう決意した瞬間だった。

辞めると会社に伝えると

まずは直の上司であり仲がよくお世話になっていた役員に伝えました。「辞めるにしても、次を決めてからでもいいんじゃないか?」当然のお言葉です。

先輩・同僚・後輩は当然騒ぎになりました。私の紹介でこの会社に入った人も何人かいました。「まるちゃんが辞めるってことはこの会社そろそろやばい?」なんて聞かれもしました。

余談ですが、役員の方と辞めてしばらくして飲んだ時に、私ともう一人私より少し前に辞めた先輩に対して「君たちはあの時に辞めてくれてよかった。あの会社にあのまま長くいてもいい事はなかった。けれでも役員という立場上はそう言うわけにはいかなかった。決断してくれてよかった」と本音をお話いただきました。

私も管理職をしていた立場だからよくわかります。部下が辞めるといった時に本人にとっては辞めた方が幸せになれるなと思っても立場上は止めざるおえません。逆に上司である立場で「どうぞどうぞ辞めちゃいな」というのも「辞めろと言われた」などと誤解されて別の意味で問題です。

今辞めると言って止められている方、辞めるというと絶対に止められると悩んでいる方。実際上司の本音はそんなものです。ご参考までに。

本当の退職理由は?

ここまでお読み頂いてあなたは、私の本当の退職理由は何だと思いましたか?

  • 給与遅配
  • 会社の経費やテナント家賃も未払い
  • 閉校が続いていて会社は長く持たなさそう
  • 社員がどんどん辞めていく
  • 役職と年収ダウンと異動
  • 異動先のトイレが流れない

こんな感じでしょうか。
答えは全部でしょうね。

全部が積り積もっていた所で、最後にトイレが流れないという状況で、一気に不満がパンクしして噴き出したのだと思います。(トイレだけに)

以前有名人の女性が「夫の蕎麦の食べ方が汚い事が離婚理由」と言って離婚し、夫が蕎麦を食べながら記者会見していたことを思い出しました。ご本人に聞いたわけではないので私の想像しかありませんが、きっとこの方も蕎麦の食べ方はただのきっかけで、その前に色々な不満や別れたくなる原因が妻の方に蓄積していたのではないでしょうか。
そんな時にふと夫が蕎麦を食べている様子が汚く見えて、それでプツンとなってしまったのではないかと。
夫側は本当に離婚理由を「蕎麦の食べ方」とだけ伝えられていたら寝耳に水で「え??」となった事でしょう。

よく妻がいきなり離婚を切り出した、突然大したことがない理由でキレ出したという男性の悲痛な声を聞きますが、長年たまりたまっていたものが、周りからみたら「え?そんなこと?」(ここで言うとトイレが流れない)という理由で、プツンと切れてしまうんでしょうね。

ちなみにこの話を後に女性上司に話した所「ああ・・・なんかその気持ち・・わかる気がする」と言われました(笑)

退職理由の本音は・・・

改めて退職理由を全て並べて振り返って本音の理由を考えると「お金とプライド」かもしれません。上の箇条書きでいうと「役職と収入ダウン」の部分です。
転職する場合は前年度の年収が次の年収の交渉材料となります。下がってから転職活動は避けたいと考えました。そして、転職するとしても独立するとしても、最後にエリアマネージャーで3つの学校の校舎長を兼務していて年収〇〇だった状態で終わらせたかったのだと思います。
転職の際には異動後の役職や仕事内容も職務経歴書に記載しなければなりませんが、フリーランスになった場合には言わなければわからない事です。でもきっと、私のプライドが許さなかったのだと思います。

ここまで、長くなりましたが私が退職した理由を事細かに説明させて頂きました。共感いただけた方がいたらうれしいです。読みながら笑っていただいても結構です。

退職理由を面接など人に話すときの伝え方

ここまで本音の退職理由と会社の事情をお伝えしてきました。ここからもし転職活動をする際にはどう伝えるのか、気になりますよね。

面接だけではく、友人、家族など誰かに伝えるときには沢山ある理由の中の一つをチョイスすればいいと考えています。

例えばあなたが遅刻をしたとします。寝坊もしたし、メイクに時間もかかり、家を出ようとしたら鍵が見当たらず、携帯に電話がかかってきて出てしまった。駅にいったら電車が遅延している。
もういろいろあります。会社に報告する時にどこをチョイスして伝えるかですよね。「寝坊しました」なのか「メイク時に時間かかかってしまい・・」なのか「電車が遅延していまして」なのか「急な電話が入ってしまい」なのか。どれも本当ですが、どれを伝えるかで印象が変わりますよね。

私は冒頭で伝えたように、転職の家庭教師のお客様にはまず「異動先のトイレの流れが悪かったから」と伝えます。え?って笑いと興味が起こりますよね(笑)
勿論そこからは、上記で述べた給与遅配や年収ダウンなど本音の理由も含めてまじめな話しをします。

面接も同じで、沢山ある中のどれかをチョイスしてプラスな印象になればいいのです。

よく「嘘をついている気がする」「盛っている気がする」と気にする方がいますが、どれも本当なので嘘でも盛ってるわけでもありません。

退職理由の伝え方についてはこちらの記事をご確認頂ければと思います。

退職理由を面接でどう説明する?(前編)~プラスに表現する前に必要なこと~

面接は大変だった

私の場合は、フリーになる決心をする前に少しだけ転職活動をして、何社か面接を受けました。人材業界が多かったのですが、厄介なことに私がいた会社は大体どの人材系の会社ともお取引がありました。最悪な事に面接会場の会議室に私がいた会社のパンフレットが置いてある会社もありました(^^;)

そして、親会社が大きく、当時テレビでも取り上げられていた為、給料遅配なんてことが表にバレたら、取引先は大変な騒ぎになり、マスコミも大騒ぎになるのではないか。「残って頑張っているみんなに迷惑がかかってしまう:と思い、ひたすらに本当の理由をかくして「転職サポートに特化したい」といった前向きな説明を繰り返していましたが、ある役員面接ではっきりと言われました。
「丸井さん、何か隠していますよね?エリアマネージャーで3つの校舎長を兼務している位ご活躍だった丸井さんがなんで辞めたのか。守秘義務は守りますから、今後入社頂いた場合の信頼関係の為にも本当の理由を聞かせていただけませんか?」

ここまで突っ込んできかれたのには驚きました。しかし私は前職への義理を守り頑なに本当の理由は話しませんでした。

それだけが原因ではありませんでしたが、そこの会社とはご縁はありませんでした。

しかし、後から知ったのですが、同時期に転職活動をしていた他の人は、面接や登録した転職エージェントでも本当の事情をべらべらと喋っていたと…(^^;)だからといって別にマスコミも大騒ぎになっていません。

私も本当の事情を話していたら面接うまくいっていたかしら・・・。正直者は馬鹿を見る、違う、この場合正直に話していたのは他の人の方でどちらかというと義理立てした私が馬鹿を見た・・のかも。

でも結局ここで転職をしていなかったからこそ、独立してフリーランスになる決断をして、今に至るので、良い選択だったのかもしれません。

会社のその後

前職の会社は私が辞めた1年位後に解散となりました。それまでに全ての校舎を閉めて、残っている生徒様にお詫びと返金対応を行い、テナントを原状回復するという、私は1校舎経験しましたが、最後まで残った社員は最後の最後の校舎まで行った為、大変な作業と心痛だったと思います。

ただ、残された社員の為に、役員や人材紹介部門担当のキャリアアドバイザーの先輩が色々な企業をあたり、皆の転職先を探すのに尽力してくれたそうです。何せ当時30代半ばの私がほぼ最年少であったように、皆さん年上で40代50代の方ばかりでしたから転職活動を普通にしたら大変です。

大手の2社がまとめて大量採用してくださることになり、それぞれ合った会社で元の仲間と一緒に今も働いているようです。正直その時にはちょっと早まったかな・・・大手の正社員として、みんなと同じ会社で仲間達と働くいう選択もありだったのかもしれない。

どちらの選択が正解だったか、それは選んだ道を正解だと思うしかない

さて、私はどちらの道を選ぶのが正解だったのでしょうか。

仲間達の中には、私よりもっと前に辞めた人もいれば少し後に辞めた人もいます。最後まで残った人たちもいます。辞めたのを機にお付き合いしていた彼と結婚に踏み切りバリバリ働くのをやめた同僚もいます。

転職するかどうか、辞めるかどうか悩んだ時には「するかしないか」と合わせて「今か先か」(時期)も合わせて判断するようにいつもアドバイスをしています。

私がいた会社もそうですよね。結局会社は解散したので、「いつ」という選択だけに違いがありました。

私の場合あのタイミングで辞めてフリーランスになったのには多くのメリットがありました。

良かったこと
  • ちょうど翌年にキャリアコンサルタント(国家資格)ができて、上位資格をすでに取得していた私は手続きだけで国家資格を取得できた。
  • 国家資格化することでキャリアコンサルタントが様々な場面で注目されていた。
  • 拡げる為もあってか助成金を利用した案件が多く、沢山の仕事をいただいた。(正直初年度が一番稼げましたw)
  • 起業塾でよい先生とコーチと出会った。
  • 飲みに行った先で転職エージェントでのアドバイザーの仕事を紹介いただいた。
  • 起業塾の飲み会で今もお仕事をいただいている大型就活イベントなどに講師をアサインしている会社を紹介いただいた。(あれ?ほぼ飲み会で仕事を得ている?)
  • ストアカがまだ流行りはじめで講師が少なく、すぐにセミナーに沢山の予約が入り、プラチナバッチを取得した。
  • 転職の家庭教師という有料で転職をサポートするという事業にあまりライバルがいなかった。
振り返れば悪かったこと
  • 最後まで残っていたら他の人と一緒に大手企業に転職できたかもしれない。
  • 当時はキャリアの仕事で正社員の募集はあまりなかったが、年がたつにつれ増えてきている。もう少し待てば正社員でキャリアの仕事ができたかもしれない。
  • フリーになるなら在職中からもっと準備しておいた方がよかったのでは・・・。
  • 数年後にやってきたコロナで、フリーランスとしては大打撃!

こんな感じでしょうか。あなたから客観的に見てどう思いますか?私決断や辞めた時期は正しかったでしょうか?

結果、一番長く働いた会社よりフリーランスになってからの年月の方が超える事となりました。おかげ様でコロナも乗り越え、沢山の方からお仕事を紹介いただいたりリピートもいただいています。多分この働き方が性格やライフスタイルに合っているのだと思います。

でもデメリットだけに目をむけたら「あの時こうしておけばよかった」「大手正社員で安定した生活だったかもしれない」「もっと後でフリーになっていた方が・・」など考え出すときりがありません。無くしたものを数えず、メリットに目を向けて、自分が選んだ道が正しかったと信じるほかないですよね!

ちなみに私は最初の転職で大失敗をしています。その様子はこちらで読めます。

私が初めての転職で失敗した話

今の会社を辞めようか続けようか悩んでいる方へ

ここまで他の人(私)が会社を辞めようか残ろうか、辞めるなら今かいつかを悩んで決断をする様子、辞めた後の話までを読んでどう感じたでしょうか?

私は仕事柄多くの方のこういた場面に遭遇し、一緒に悩み考えていますが、普通の方は他の人は何をどう悩み、どう決断して、その後どうなったのか、あまり知る機会がないと思い今回赤裸々に語らせて頂きました。

「トイレが流れない・・・なんかわかる」「そんなことで辞めたの?」「もっと器用に活動すればよかったんじゃないの?」「給料遅配してよくそこまでいたね」など色々な意見があると思います。
私の話しを聞いたら「もう少し今の会社頑張れるかも!」と思って頂ける方もいるかもしれません。勇気を出して転職活動を始めるもいいです。

キャリアの選択に正解はないですからね!

悩んでしまうと、人はAかBかの2択になりがちです。辞める(不安)か残る(地獄)か、無職か転職か・・・まさに生きるか死ぬかの世界です。

そこに3つ目の選択を考えるというやり方があります。(私が好きなエリスのABC理論と言います)

「辞めるか辞めないか」だけではなく、辞めるとしてもいつかという時期を選択する。

選択肢も「転職」だけではなく、独立・起業・留学・学校に通う・結婚・移住など他の選択肢を入れてもいいですよね。

第3の選択肢を入れる事で、視野が広くなり柔軟な考え方ができるようになります。

もし、今一人で悩んでいたら、キャリア相談で一緒に考え、ヒアリングとコーチングで本音を掘り下げ、様々な方の事例も含めて今後どうしていくのか最適なのかを一緒に考えていきます。転職の家庭教師ではありますが、転職をしないという選択をした場合でも心から応援していきます
一番はあなたがあなたらしく過ごしていけることです。

最後までお読みいただきありがとうございました。