源泉徴収票を見てみよう!

こんにちは。転職の家庭教師 キャリアコンサルタントの丸井沙紀です。

季節柄、源泉徴収票がお手元に届く頃だと思います。会社員の方は12月の給与明細と一緒に届くことが多いはずです。
1年の年収を把握するよいチャンスです。ぜひじっくりと見てみてください。

意外に多い!年収や月収を手取り金額と勘違いしている人!

え?そんな人いるの?と笑っているそこのあなた。
自分の年収や月収を「額面」でちゃんと把握していますか?

以前人材エージェント会社の中で登録者ヒアリングをしていた時には、
半数の方が「手取り」で把握していました。

転職活動をする時に、受ける企業の給与は当然気になりますよね?

求人票に掲載されている「年収」や「月給」は「額面」となります。
いわゆる税金や各種保険料を引くの金額となります。

年収や家族構成にもよりますが、大体、20~25%引かれたものがいわゆる「手取り」となります。
日々月給として振り込まれる金額を目にしているので、手取りの金額しか把握していない方って意外と多いんです。

例えば手取りで20万円の人は月給は25万円位となります。

これを勘違いして、
転職活動の時に「月給20万あれば大丈夫です!」なんて言ってしまうと、
とーーーっても
恐ろしいことになるのはお分かりですね?

そう、実際の手取りは16万円位になってしまいます。

実際私が会社員の頃、あとから中途で入った方が、この状況になってしまい、
「給与がこんなに少ないなんてやってられないですー!!」と言って
最初の給料日の翌日に辞めていきました(^^;)

怖いですよね。

源泉徴収票を見てみよう!


話しは戻って源泉徴収票が届くこの時期は、1年間の「年収」を正しく把握するチャンスです。
残業代やインセンティブ、賞与も含め1年でいくら稼いだのか。
「支払金額」と書いてある一番大きい数字がいわゆる「年収」となります。

改めて確認すると、

「あれ?少ないと思っていたけど、私意外ともらっていた!」

とおっしゃる方も多いんですよ!
その上で求人サイトの他の会社の給与を見た時に「今の方がいいなあ」となる方も。
勿論その逆もしかり。「これは転職をするべきだ!」という原動力になる場合もあります。

私はいつも転職活動は「自己分析」が大切!と言っています。

自己分析は自分の考えや内面、やりたいことなどに目が行きがちですがまず現状の把握、
とりわけ収入や残業、通勤時間など「数字」を把握する事から初めてみましょう!

その上で、転職するべきか否か、転職先の希望条件も考えていきましょう!

求人票の給与欄・年収欄の見方も変わってきますよね!

「転職すべきか否か」「転職する場合にはどんな準備が必要か」「転職しない場合でもやりがいを持って働く方法」など今もやもやしている事をお伺いして一緒に考えていきます。
源泉徴収票を確認した上で、転職を検討されてる方、給与水準、転職先への交渉方法や査定のされ方についてもご相談いただけます。
まずはお試しキャリア相談よりお問合せください。